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PTS20話見て頭ぐるぐるしております。ふおぉ……!
明彦死亡フラグ立ってないだろうな……。 ……誰も死ななくてすむといいなと思いながら煩悩妄想文をちょっとだけ。今しか書けないネタと言うことでご容赦下さい。 (携帯からの更新で追記にする方法わからないのでそのまま下にあります。) 2日間の通勤時間掛けてまで書くほどのものでもないですが、ベタ展開好きなので、ええと、ご笑覧下さい。 「……とうとう、かかったな」 そう呟くように声に出しながらも、緊張を隠しきれない真田に向かって、老人〈だったもの〉は歪んだ笑い顔を向ける。 「やあ、久しぶりだね、真田君、君も……良い被験体だったものだ」 限度一杯まで捻るように回した首がぎちぎちと筋を張り、常人ならば痛みに顔をしかめる筈の角度に曲がる。 「これで、すべて終わりだ!」 銃を突きつけていた戌井の隣から、真田が白く光る銃を構えると、老人の顔が歪む。 「それは…!よこせ!!」倒れていた慎の目に、真田の構える銃が自ら発光するのが見える。銃身にS.E.E.Sの文字。グリップから羽根のようなものがちらりとみえたが、慎には意味が分からない。 老人の身体から陽炎が立ち上り、ペルソナの形を取る。ヒュッと軽い音を立てて複数の刃が、真田と戌井に襲い掛かる。 「だ、めぇッ」洵の叫びに呼ばれるように、二人の前に陽炎が立ち上る。胸を剣に貫かれた、異形の、それ。 攻撃を受け止め、ゆらりと歪む。 「ペルソナ……なのか?」慎が呆然と呟くと洵が首を振る。 「違う……あれは」 歪んだ影が新しい形を取り始める。慎とそう違わない年頃の、コートを着た、男。 「……ッ、荒垣さん……ッ!」戌井の悲痛な叫びが響く。 ポケットに両手を入れた男は、首だけで振り向く。ほんの少し、目元が優しい。 「行けよ、アキ」 ハスキーな、甘い声。 声を受け、泣くような笑うような、曖昧な表情を残して、真田は頷く。 「ああ、行こう、シンジ」 白く光る銃が、火を噴く。 なんで二人が倒れてるのとか色々あるとは思いますが、ここは一つ、つっこみ禁止でお願いします。 はー、楽しかった。 PR |