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ブログと言う名の雑記帳
小ネタとかその他諸々。 基本オタトーク中心。 ありとあらゆる公式とは関係ございません。
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こんばんは。
今日もやっぱり暑いですねー。

珍しく(すみません……)連日ブログ更新中です。

いや、乾さん違った戌井さん人気にちょっとテンションあがっておりまして……。
拍手で戌井さんに対する応援を頂いておりまして、私が有頂天です。
戌井さんよかったね!私が書いて受け入れて頂けるかドキドキしてたけど、皆さんとっても優しかったよ!!
本当にありがとうございます!

そんな嬉しさで、小話です。
えろくは全くないですが、管理人のお里が知れる感じの、そこはかとない下品さと頭の悪さです。
戌井さんの一連の話とは、あまり関係がありません。

ベッドの上で、真田は腕を組み、胡坐を組んで憮然としている。
その真田の足元に、これまた憮然とした戌井が正座をしている。
ついでに描写してしまうならば、ベッドの上下を問わず服、下着、ビデオカメラ、その他もろもろの雑貨類、大きな鞄などが散乱しており、さらに云うと二人とも全裸である。
 
「なんでお前に好き勝手されなきゃならんのだ」
「応援してくれてる人がいるからですよ」
「だからさっきからそれはなんだと」
「なんというのかな、僕もうまく説明できませんが、天からの拍手があったんですよ!僕が報われてもいいと!」
ぐっと左手を握りしめて前のめりに力説をする戌井。対する真田は肩の力を抜いて、浅いため息をひとつ。
「意味がわからん」
この話は終了だ、と脱ぎ散らかされた下着を手に取ろうと、視線を外したその時。
「だ、か、ら!」
跳ねるように体を伸ばした戌井が両手を伸ばして真田の腰をつかむ。
そのままぐいっと力任せに自分に向かって引き寄せる。
慣性の法則にしたがって上体は倒れ、バランスを崩したことにより両足も戌井を挟むように広げてしまう。
 
「僕に、イイ思いを、させてください」
 
真田は、のちにこのときの戌井を思い出し、これほどまでに真剣な表情をした戌井を見たことがない、と、どことなく空しそうに呟くことになるが、それはまた別の話である。
 
もう何度目かわからない浅いため息をひとつついて、視線をぐるりと上に向ける。
覆いかぶさるようにしているのに、戌井は上目づかいで真田の様子を探る。
「まったく……」
真田は、呆れながらもどこか笑いを含んだ声で、囁くように耳に唇を寄せる。
「神とやらはよくわからんが、あまり無茶はしないようにな」
頭を軽く抱きこむようにしてくしゃくしゃと撫でてやれば、戌井は最上級のとろけるような笑顔を見せる。
「真田さん……!」
「あと」
首筋にキスをしようとおろした頭を止めると、真田の鍛えられた両手が戌井の髪の毛をぐっと握りしめる。
「右手に隠し持ってる道具は、禁止だ」
もちろんお前の足元に転がってるあやしげな道具もな。
「ばれてましたか」
そういう戌井の右手からころりと安っぽいピンク色の物体が転がり落ちる。
 
「それでも使ったら、どうします?」との問いに、真田はさわやかな笑顔を振りまきながら、「髪は長い友達と言うが、今日からその友とはおさらばだ」と、握ったままの両手に力を込めた。

 
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